私たちが子供の頃、日本は資源が無い国だと教えられてきました。海外から多くのものを輸入しないと暮らしが成り立たない社会の仕組みに一体いつからなってしまったのでしょうか？経済が成長を続け、人口が増え続けていた時代はとっくに終わり、人口オーナス期へと突入した現代日本に生きる私たちは、もはやお金で何でも買い漁って来た経済力も失い、成長期とは違う新しい暮らしの在り方を創造していかなくてはいけない段階に突入しています。「国」という大きな単位ではなく、顔の見える仲間と共に小さなコミュニティをつくり、その中で持続可能な生き方を考え、模索しながら暮らしていく。「無い」と教えられてきた日本の資源は実のところ私たちがすっかりと忘れてしまっているだけで、世界でも類を見ない森林資源、世界でも類を見ない水源資源、世界でも類を見ない肥沃な土壌を持つ豊かな自然資源大国になのです。私たちが元々受け継いできた大切な財産に目を向けた生き方を仲間と共に少しずつ実践していく。それが私たち「山富」です。